2025年の大阪・関西万博は今や夏真っ盛りの開催となっています。
真夏の暑い時期の開催ですので当然ながら、暑さ対策は欠かせません。
特に小さなお子様連れのご家族や高齢の方にとって、熱中症や体調不良のリスクも高まります。
そこで本記事では、大阪万博の会場内で暑さをしのぎ、安心して休憩できる「涼しい場所」を徹底的にガイド。
大阪万博会場内で安心して過ごせる冷房完備の屋内施設や、自然の涼しさを感じられる日陰スポット、最新技術を活用したクールスポットまで、家族みんなで涼しく快適に過ごすための情報をまとめています。
暑さ対策に役立つ「涼しい場所」の情報をお届けします。
効率的な回り方のコツも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
大阪万博で涼しい場所が重要な理由|家族連れに必須の暑さ対策
万博会場の気温・環境の特徴
大阪万博が開催される夏場の会場は、日中の気温が30℃を超えることが多く、湿度も高いため非常に蒸し暑い環境となります。
会場は広大で移動距離も長く、屋外での観覧や行列待ちが続くと体力を消耗しやすくなります。
特に直射日光の当たる場所では体感温度がさらに上がり、熱中症や脱水症状のリスクが増します。
こうした理由から、涼しい屋内スポットや日陰エリアをあらかじめ把握し、計画的に休憩を取ることが、楽しく安全に万博を満喫するための重要なポイントです。
小さなお子様・高齢者と一緒の暑さ対策ポイント
小さなお子様や高齢者は、体温調整機能が未発達・低下しているため、熱中症にかかりやすい傾向があります。
会場内では冷房がしっかり効いた屋内施設やミストスポットを活用し、定期的に涼しい場所で休憩を取ることが大切です。
水分補給も忘れず、無料給水所を上手に利用しましょう。
また、冷房完備のEVバスは移動中の休憩スポットとしても役立ちます。無理のないスケジュールで、朝・昼・夕方の時間帯ごとに涼しい場所を組み合わせるのがおすすめです。
屋内の冷房完備!涼しい休憩スポット
関西パビリオン横の休憩室(東ゲートゾーン)
東ゲート付近にある「関西パビリオン横の休憩室」は、強めの冷房が効いた広々とした屋内スペースです。
ベンチやソファが多数設置されており、家族みんなでゆったり座って休憩できます。
バリアフリー設計で、ベビーカーや車いすのまま入れるのも安心ポイントです。さらに、静かな個室空間としてカームダウンルームが併設されているため、小さなお子様が落ち着ける場所としても人気です。
隣には診療所もあり、体調不良時の応急処置や相談も可能(9:00〜16:30対応)。猛暑の中での心強い拠点と言えるでしょう。
団体用休憩室(西側・屋内)
西側に位置する団体用休憩室は、名前に「団体」とありますが、一般来場者も自由に利用できる冷房完備の休憩スポットです。
大型ソファが並び、座り心地が良く、長時間の休憩や昼食タイムにぴったりです。飲食物の持ち込みが許可されているため、会場内で購入した食べ物やお弁当をゆっくり味わえます。
さらに無料Wi-Fiやスマホ充電コーナーが設置されており、情報収集や写真整理にも便利です。屋内でのんびり過ごしたい方に最適の場所です。
ギャラリーEAST・木造校舎でアート鑑賞しながら休憩
ギャラリーEASTや木造校舎は、冷房がしっかり効いた静かな展示空間です。混雑が比較的少なく、落ち着いた雰囲気の中でアート作品や歴史的展示を楽しむことができます。椅子が設置されたコーナーもあり、座ってゆっくり鑑賞しながら涼むことが可能です。文化体験と暑さ対策を同時に叶えたい方におすすめのスポットです。
屋外で体感温度を下げる!氷のクールスポット・ミストエリア
進歩の広場「氷のクールスポット」
進歩の広場に設置された「氷のクールスポット」は、ダイキンの冷輻射技術を活用し、体感温度を3〜8℃下げる効果がある画期的な涼感スポットです。
屋外にいながら木陰のようなひんやり感を味わえ、30席ほどのベンチが設置されています。
強い日差しの中でも安心して休憩できるため、屋外を楽しみながらも暑さ対策ができる人気スポットです。
いのちパーク ミストスポット
会場中央に位置するいのちパークでは、15分おきに濃密なミストが噴射されるミストスポットが設置されています。
ミストは約3分間持続し、体感温度を一気に下げる効果があります。
散策の合間に立ち寄れば、爽やかな涼しさでリフレッシュでき、特に小さなお子様には大人気です。
自然の涼しさを活用した日陰・風通しの良い休憩スポット
大屋根リング下の日陰エリア
会場のシンボルでもある大屋根リングの下は、広範囲にわたる日陰エリアとなっており、風通しも良いため体感温度が下がります。
雨天時でも濡れる心配がなく、夜には美しいライトアップも楽しめるため、昼夜問わず人気の休憩スポットです。
暑い日中は特に多くの人が集まるため、早めの時間帯の利用がおすすめです。
静けさの森ゾーンの休憩所
静けさの森ゾーンは、木々に囲まれた自然重視のエリアで、森林浴気分を味わいながらのんびり過ごせます。
木漏れ日の中で休憩できるベンチが点在し、人混みも少ないため、落ち着いてリラックスした時間を過ごしたい方にぴったりです。自然の涼しさで体も心もリフレッシュできます。
バーレーン館・クウェート館・シンガポール館周辺の木陰
これらの海外パビリオン周辺は建物の配置により自然な木陰が形成されており、屋外で涼みながら異国情緒を楽しめます。
屋根付きベンチも各所に配置され、混雑も比較的少ないため、家族での小休憩に最適なスポットです。
その他の暑さ対策設備と便利サービス
無料給水所・ミストゾーンの位置
会場内には各ブロック入口やトイレ横などに40か所の無料給水所が設置されています。
水分補給は熱中症予防の基本ですので、こまめに立ち寄りましょう。
また、メイン導線沿いには約18か所のミストゾーンがあり、歩きながら涼を取ることができます。これらの設備を上手に活用すれば、快適に会場を回れます。
冷房完備のEVバスも休憩に活用
会場内を移動するEVバスは冷房完備で、短時間でも体をクールダウンさせるのに役立ちます。
移動手段としてだけでなく、次の目的地までの間に小休憩するスペースとしても活用しましょう。
家族連れにおすすめ!涼しい場所を活用した効率的な回り方
時間帯別のおすすめルート
朝の9:00〜10:30は気温がまだ上がりきっていない時間帯なので、屋外の人気スポットやパビリオンを優先して回りましょう。
昼の11:00〜15:00は最も気温が高くなるため、屋内の冷房完備施設や氷のクールスポットで涼を取るのがおすすめです。
夕方16:00以降は再び屋外スポットやイベントを楽しむと良いでしょう。
混雑を避けるコツと狙い目の時間
氷のクールスポットは午前中か夕方近くが比較的空いています。
関西パビリオン横の休憩室も、朝や夕方の時間帯を狙うと混雑を避けやすいです。
大屋根リング下は人気スポットなので、なるべく早めの時間に利用するのがおすすめです。
まとめ|大阪万博 涼い場所利用で快適に楽しむために
安全第一で暑さ対策を万全に
大阪万博は真夏のイベントだからこそ、しっかりと暑さ対策を行うことが大切です。今回紹介した涼しいスポットを事前にチェックし、計画的に休憩を取りながら無理のないスケジュールで楽しんでください。
水分補給と休憩をこまめに取ろう
水分補給は熱中症予防の基本です。無料給水所を積極的に活用し、こまめに水を飲むようにしましょう。家族みんなで協力しながら、安心・安全に大阪万博を満喫してください。
大阪万博を家族みんなで安全・快適に楽しむためには、計画的な暑さ対策が不可欠です。
今回ご紹介した冷房完備の休憩室やギャラリー、自然の木陰やクールスポットを上手に活用することで、真夏の会場でも安心して過ごせます。
特に小さなお子様や高齢の方がいる場合は、こまめな水分補給と定期的な休憩を心がけてくださいね。
無料給水所や冷房完備のEVバスも有効活用し、無理のないスケジュールで見どころを巡ることが大切です。
万博会場にはさまざまな便利設備が整っています。
ぜひ本記事の情報を頭のどこかに置いていただいて、暑さに負けることなく素敵な思い出を作ってください♪